UDRPを使って偽のウェブサイトを取り締まる方法

インターネット上では、既に存在している個人や会社を違法に名乗り、なりすましを使って詐欺を行う、関係の無い広告を表示するなど様々な悪行が蔓延しています。このような行為を行う詐欺師達は、海外のサーバーを複数使用しているため、追跡が難しく、法的に裁かれる事は滅多にありません。

このような時に役に立つのが統一ドメイン名紛争処理方針 (Uniform Domain Name Dispute Resolution Policy) です。通常UDRPと略され、個人名や会社名を違法に使われた被害者はこのプロセスを使えば第三者による仲裁が可能になり、”.com”や“.net”などの広く使用されるドメイン上で登録されている違法なウェブサイトを取り締まる事ができます。UDRPでは、警察や裁判所などでの面倒な手続きを通さずにオンラインの簡単な手続きで違法サイトを閉鎖する事ができます。

このプロセスを使っての仲裁のサービスを行なっている機関は全部で6つありますが、その中でも特に有名なのが世界知的所有権機関(World Intellectual Property Organization, WIPO)です。これは、国連機関の一部でスイスに所在しています。申し立てに異議が無い場合(通常、詐欺師が絡むケースは異議を申し立てられることはほぼありません)は、WIPOで申し立てを処理するのに約2ヶ月かかります。

当事務所ではWIPOへの申し立てをするのに必要な書類を集める、また申し立ての提出などのサービスを固定金額US$2900で行なっています。もし申し立てがうまくいかなかった場合にはUS$2000が返金されます。