多くのビジネスディスカッションは、秘密保持契約書(Non-Disclosure Agreement・NDA)の署名から始まります。秘密保持契約書には様々な種類があり、無料ウェブサイトや有料プロバイダー等に様々なひな型があります。ただし、全ての秘密保持契約が同等に作られているとは限りません。契約書のフォームを完全に理解せずに使用している場合は、ビジネスを危険に晒しているかもしれません。
数年ほど前、厄介な問題を抱えるある日本の企業に助けを求められた事があります。この会社は米国のIT企業との関係強化のため、シリコンバレーに1年間、日本とアメリカを行き来する従業員を置きたいと考えているところでした。彼らは地元の旅行代理店に依頼をし、ビジネス訪問者用のB-1ビザの請願をしてもらいました。残念な事に、この請願は却下されてしまい、その為この従業員はビザ免除プログラム(ESTA)を使用する資格を永久に失ってしまいました。Bビザ又はESTAでビジネス訪問者として米国を訪問するにあたって、この状態で許可される業務とそうでない業務の区別は実は明確ではありません。
多額の投資をせずに米国で進出したい投資家・ビジネスマネジャーには、「E-1」と「E-2」のビザが人気です。このポストで、いわゆる「条約ビザ」の概要を説明します。